●ある新婚さんの、ほのぼの生活事例

 

 

今年(2006年)の2月から、新婚生活をスタートさせたご夫婦の事例です。

体験談をお聞きしたければ、時間の許す限り快く応じてくださいます。

(彼らの交通費、そして喫茶店や、食事などした場合は、ご負担ください。)

当協会の会員になられた方、または面接に合格された方は  メールにてお問い合わせください。

 

 

休日に、鎌倉へ遊びに行きました。

横浜に住んでいますので、鎌倉は近いですね。

「いろいろなところに連れて行ってあげたい」と、

ご主人は言っていますが、まずは、近場から。

 

 

横浜の市営団地に住んでいます。

家具や食器などは、二人で徐々にそろえて行っています。

○来日当初

 

2006年の2月に奥さんが日本に入国しました。

暖かい国、フィリピンから2月の寒い時期に来るというのは、相当肉体的に負担が大きいだろうと想像していたのですが、本人は、けろっとしており、日本の冬のファッションを楽しんでいました。

コートなんか、着た事なかったのでうれしかったようです。

 

○1ヶ月後

 

特別ホームシックにかかることもなく、ご主人が出勤中は家の中の片付けをしているそうです。

毎日、仕事から帰ってくると、部屋の中の様子が違っており、押入れの中も、日に日にきちんと整頓されいったそうです。

下着や靴下などの衣類も、すべて奥さんが管理しており、「どこに何があるのか分からなくなってしまった」、と嬉しそうに話していました。

 

○3ヵ月後

 

横浜の自宅から、ご主人の会社のある東京の有楽町まで、奥さんが一人でバスと電車を乗り継いで、来ることができたそうです。

テレビ番組の「初めてのお使い」を見る心境だったようです。

ご主人は、とっても心配していたので、奥さんの顔を見たときに、本当にほっとした、といっておりました。

が、奥さん本人に後で聞きましたら、

「とっても楽しかった♪」と、うれしそうに言っており、一人で電車に乗れたことは、随分自信になったようでした。

 

○5ヵ月後

 

 

ちょうど、フィリピンで入籍をしてから1年ということで、書類上は一周年。

新婚生活をスタートしてからは、まだ5ヶ月ですが、二人が初めて結ばれた日を大事にしているようで、ふたりの記念日のお祝いをしたそうです。

○仕事に挑戦

 

 

奥さんの日本語の上達具合ですが、ヒアリングのほうは、もうほとんどできます。

ただ、話したいことは、まだ、なかなか口に出せないようですが、もう聞き取りができるということで、近所の工場にパート勤めを決めました。

パート先の社長さんが、外国人に対して理解のある方らしく、職場の人間関係には特に苦労することなく、楽しく仕事ができているようです。

○料理

 

 

「正直、こんなにやるとは思わなかった・・」

ご主人の感想です。

お料理がとにかく上手なのだそうです。

バリエーションはまだまだ少ないですが、お味噌汁、天ぷらなどの揚げ物、サラダ、カレー、ハンバーグ、焼き魚、肉じゃが、焼き飯、などを、レシピノートをみながら、一生懸命作ってくれるのだそうです。

レシピノートは、現地代表の自宅に下宿しながら、教わった料理を、本人がきれいにまとめたものです。

 

最近、お寿司に挑戦してみたそうです。

おいしそうです。

(2006年7月)

○休日

 

休みの日は、家でのんびり、というのが独身時代のマイペースな過ごし方だったのですが、今は、奥さんを外に連れ出して、あまりお金のかからないところに、必ず出かけるようにしているそうです。

面倒だな・・・と、思うこともあるようですが、奥さんが休日を楽しみにしているということと、今まで一人では行けなかった、行楽地や町のイベント、お祭りなどに行二人で出かけることができて、結構ご主人のほうも、楽しく過ごしているようです。

 

○驚いたこと  @

 

「洗濯物の干し方が、すごいんですよ、驚いちゃいました・・・」とご主人。

どのように干すのかといえば、とにかく、脱水が終わった洗濯物を干すときに、壁だの床だのあちこちに、バシバシたたきつけるのだそうです。

日本人なら、パンパンとしわを軽く伸ばして、後は丁寧な人は手のひらで軽くたたく程度ですが、彼女たちは、ダイナミックなようです。

 

○驚いたこと  A

 

仕事が終わって家に帰ってくると、まず、

「おかえりなさ〜い」

のキスの嵐から始まって、スーツ、ネクタイ、ワイシャツ、ズボン、靴下、と、全部脱がしてくれて、部屋着に着替えさせてくれるのだそうです。

はじめは照れくさくて、「そ、そんなことしなくていいよ・・」と言っていたのですが、奥さんがうれしそうにしてくれるので、まるで、王様になった気分で、着替えを手伝ってもらっているのだそうです。

 

○仕送り

奥さんが、日本に来たときに、自分のお給料明細を見せ、日本でかかる生活費、将来のための貯金、などを、しっかりと数字で説明したそうです。

普通のサラリーマン家庭です。

仕送りをすると、それだけ二人の貯金は減ってしまいます。

とにかく二人の生活を大事にしたいと、奥さんは実家への仕送りのことは、ご主人には言いませんでした。

しかし、日本に来て3ヶ月ぐらい経ったころから、なんだか奥さんの様子がおかしい、少し元気がなくなっていることに、ご主人が気づきました。

ご主人は、「どうしたのか正直に話してくれ」と、優しくたずねました。

奥さんが言うには、やはり、家族のことが心配で、自分だけ、きれいな国、日本で、食べるものにも困らずにいい生活をしていることが、辛くなってきていたようでした。

結婚をしたときに、少しまとまった金額を奥さんの家族においてきたので、ご主人のほうは、奥さんが何か言い出すまでは、仕送りについては、あえて触れないでいたようでした。

「そうだったのか・・、フィリピン人の家族の絆は本当に深いな・・」と、胸を打たれ、毎月1万円の仕送りをすることに決めたそうです。

   
■最新情報 !  2006年 9月1日

奥様が近所の工場で働きだして、初めてお給料をもらってきたそうです。

その額、なんと8万円。

ご主人は、内心 『本当に、よく頑張ったな・・』と思ったそうですが、ここは、心を鬼にして、「そのお金から、約束の返済をしなさい」

と言ったそうです。

「返済???」と、私が聞きましたら

奥さんの実家に送っている仕送り分は、彼女が働いて、ご主人のほうへ返すと言う約束をしていたのだそうです。

今まで、奥さんのほうの実家へ仕送りした、約15万円ほどの金額を、毎月少しずつご主人のほうへ、返して、残ったお金は、奥さんの自由にしていいと、しているのだそうです。

・実家に送金するのも良し
・おしゃれするのも良し
・貯金するのも良し
・おいしいものを食べに行くのも良し
・友達と、お茶を飲むのも良し

だそうです。

だいぶ、日本語のほうも上達してきたようです。

 


   
   
   
   
 

06/09/10