寝たきり老人の事例 |
ある80歳の年とったお母さんを持つ、50代の女性が来られました。 寝たきりの母親を、看病するのに疲れ果てており、そうかといって日本で24時間介護師を雇う資金的余裕もなく、困り果ててフィリピンへやってきました。 80歳のお母さんは、若くて優しい、男性の介護師に面倒見られて、とても喜んでいました。 結局、4日間、このホームに滞在した後、娘は後はすべてお願いしますと言って、日本に帰っていきました。 娘にとってみれば、入居金200万程度、毎月24時間、介護師を採用する人件費も含めて、毎月8万6千円の金額で、母親が満足できる死を迎えられることに、安心して日本に帰っていきました。 実際、このホームがもっとも得意とするのは、24時間介護の必要な方だと思います。 活動範囲の広い方は、異性とのトラブル、悪い日本人からの誘惑、交通事故など、そういった日々の生活での、対応が非常に大変のようです。 |
別荘代わりに使っているご夫婦の事例 |
1年のうち、12月から、2月くらいまでの、3ヶ月くらいしか、ホームを利用しません。別荘がわりに使っています。 日本の冬は、腰痛やぎっくり腰をもっている、人には、辛いものです。とにかく、暖かさをもとめて、フィリピンを利用しています。 楽しみは、ゴルフと、果物です。こんなふうに、別荘代わりに使っている人も、多いようです。 やがて、24時間介護が必要になったら、ホームに定住しますが、それまでは、日本での生活が主となります。 ★この方から、日本にいる日本人へのメッセージ |
取材を終えての感想 |
■ビジネスとしての介護事業介護事業は、人件費のかたまりです。職員の給与のかたまりが、介護事業です。 このホームの創立者は、日本で理想のホームを運営しようとしたこともありますが、日本の人件費では、介護される人が満足する事業は不可能という結論です。 それで、フィリピンでのホーム運営となったわけです。 仕事がなくて、若者があふれている国ですから、フィリピンにとっても、この事業には、そうとうに期待しているようです。 わたくしが、取材している期間にも、韓国のメデイアが取材にきておりました。 わたくしが、ホームで出会った、フィリピン人のおばあちゃんは、皆、品の良い、大金持ちの夫人という方ばかりでした。 あきらかに、身のこなしが優雅で、日本人よりも、気品があって、上流階級という方ばかりでした。 |